ラッキーセブン 裏話・・・アクション監督 下村勇二さんのブログ

フォローしている北品川ラッキー探偵社の「シャーロッくん」が
つぶやいていたので 早速 読みにいきました。


「ラッキーセブン」アクション監督 下村勇二さんのブログ
Loose Diary またいつか3月15日 UPより


今回のドラマを通して少しでも『アクション』に興味を持っていただいた方に、
少しだけ裏話を教えちゃいます
都合により削除する場合もありますので、ご了承ください)
ということなので

消えちゃあ 困る・・・・と ここに残しちゃえ

*********************

今回感じた映画と連ドラの大きな違いの一つは、
回を追うごとにキャラクターが育っていく事
映画は一本の台本があって当たり前。
だけど連ドラは先の台本がないのです。
もちろん大まかなストーリーラインはあるのですが、
最終話までの台本はないので、
キャストもスタッフも監督さえも
キャラクターがどう成長していくかわからない(笑)
役者の演じ方次第で変わっていったりもするんですね。

そして『アクション』も然り。
松本さん演じる「駿太郎」が、
フリーターから探偵として成長していく過程で、
アクションも変化して成長させるよう考慮しました。
例えば・・・

<第1話>のファイトクラブの「駿太郎VS新田」では、
格闘技経験のある新田に対し、
ド素人の駿太郎ががむしゃらに突進していきます。
駿太郎の野性的な身体能力と型にとらわれない闘い方。
そして何度倒れても立ち向かっていく打たれ強さと精神力で新田を倒しますが、
やはり経験者には勝てず、
新田の回し蹴りにKOされます。
しかし、プロの新田を本気にさせた
駿太郎のポテンシャルは目を見張る物があった!・・・という設定。

初めアクション稽古の時、
松本さんは舞台でボクサー役をやっていたので、
かなりシャープなパンチを打っていました。
でも<第1話>は、ド素人の設定なので
敢えて大振りの素人パンチを打ってもらい、
蹴りも低空回し蹴りをやってもらいました。
それはアクションの動きで未熟な駿太郎のキャラクターを表現すると同時に、
新田とのギャップをつけるためです。
あと、今後成長する為の振り幅をつけるためでもありました。


次に<第6話>の事務所内の「駿太郎VSライター男」では、
新田に進められた、
とっ~ても怪しげな『三龍拳闘ジム』に通い始めたばかりの頃ですね。
シリアスなシーンなのに、
どこかコミカルな駿太郎アクションを見せたかったので、
身の回りにある物(椅子や塵取りなど)を利用して闘ったりしました。
その後、手の甲を切られた駿太郎はスイッチが入り、
覚えたての関節技を駆使したが決まりきらず、
一瞬の隙にライター男に突き飛ばされてしまいます。
その直後ライター男が火を付けようと走り出したところに、
駿太郎がカウンターで【後ろ回し蹴り】を炸裂!!
全体的にはドタバタ感とチームプレーがあって、
お気に入りのアクションシーンです(笑)

あの豪快な【後ろ回し蹴り】は、
早くも格闘センスが身に付いてきている駿太郎の【覚醒】を表現するためにこだわりました。
蹴りは柔軟性だけでなく、
威力が必要なため腰の入れ方やバランスが重要です。
あと、映像用に見栄えがする蹴りにしたかったので
【テコンドー】の蹴りを意識しました。
足を上げる軌道と高さ、当てた瞬間の腰の入れ方、
その後の上半身のフォームなどなど・・・
【後ろ回し蹴り】一つとっても、
カッコ良く説得力のある動きをするために、
松本さんには時間のない中、
何度も何度も練習をしてもらいました。
結果は観ていただいたとおりです!


そして今週オンエアされた<第9話>の事務所内での
「駿太郎VSキャップ男」の闘い。
ここでは、かなり格闘技術が身に付いている設定。
動きの正確さと力強さ、
そして【美しさ】も意識してもらいました。
相手も今までと違い強敵!!
しかも「キャップ男」を演じてもらった三元雅芸は、
最近ではハリウッドリメイクも決定した『AVN/エイリアンvsニンジャ』の主演を務めたアクション俳優!
ちなみに下村がアクション監督してます(レンタルされてるので興味ある方は見てくださいね)
当初台本では「駿太郎とキャップ男が格闘する・・・」と二行ほどしか書かれていなかったのですが、
このシーンにはどうしてもドラマが欲しくて、
監督にお願いして台詞を増やしてもらいました(笑)

<第10話>に続くテンションに持っていきたいのと、
ここでは闘う意味が今までと明らかに違うと感じたから。

<第1話>のフリーター駿太郎は
、後先考えず無責任にただ感情的に行動していましたが
<第9話>になると、探偵として、人間としての成長もあり、
状況を冷静に判断して行動できるようになっています。
(手帳を奪い返す為にわざと蹴られたりね)
そして新田がいなくなった後、
自分がこの「ラッキー探偵社」の大切な仲間たちを守らなきゃいけないという【責任感】が芽生えてきている。
だから、今の駿太郎の闘い=アクションには「誰かの為に」「何かを守る為に」という

「自分以外のため」の感情が強い。
・・・う~ん、成長したな~駿太郎。
そして「瞳子さんのお父さんの大切な手帳は絶対渡さない!」という想いもあって、

あの激しい闘いになったのです。
「新田の蹴りに比べたら、あんた大した事ないな」
この台詞も追加してもらいました。
なんだかんだ言っても
、常に駿太郎は新田を意識しているんです。
いつか新田が戻ってきて、
また前のように【犬猿の仲】で一緒に仕事がしたいと。
もう一度闘って今度こそ負かしてやると。
気付いた方もいるかもしれませんが、
駿太郎が足を上げてフェイントしたのは
<第1話>の新田の動きです。
所々、新田の動きを感じさせながら、
新田の蹴りを凌駕するようなアクションを意識しました。


<第9話>のアクション稽古は、
松本さんにはタイトなスケジュールの合間を縫って(毎回ですが)
数回に渡り稽古してもらいました。
今までとは違い、レベルアップしたアクションを見せなくてはいけなかったので、
本当に大変だったと思います
…って、
やらせているのは自分なんですが(汗)
でも、松本さんはハードルを上げれば上げるほど食らい付き飛び越えてくれる。
松本さんの完璧を追求するストイックさと努力には脱帽しっぱなしです。
だからこそ、こちらも妥協せずに良いアクションを映像に残すように全力で頑張れる。
もちろん限られた時間の中での撮影ですが、
その中で松本さんは常にベストを目指している。
その結果がオンエアの迫力あるアクションになったのです。


よく「あのアクションはスタントですよね?」
「本人が出来るわけないですよね?」とか、
中には「CGですよね?」という質問がありますが・・・
本人がやってますよ! (CGってどういう事??教えて!)
もちろん危険だと判断したアクションは、
スタントマンに代役をやってもらいますが、
それは本人が出来ないのではなく安全のため
本人は「やります」と言ってくれますが、
怪我したら大変ですからね。
他の仕事にも影響が出てしまいます。
でも、それ以外のアクションは全て本人がやってます!!

女性は勿論、男性が見ても「カッコイイ」と思える「駿太郎アクション」に成長しているのは、
松本さん自身も駿太郎と一緒に成長と進化を続けているからなのでしょう

個人的には、
昔ジャッキーチェンに憧れてアクションを始めたように
「駿太郎アクション」を見て
若い人達がアクションに興味を持ってもらえると嬉しいです(笑)


そして<第10話>のアクションは・・・暴れちゃいますよ!お祭りだぁ~!!
ぜひオンエアを観て確認して下さいね!

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なんか 読んで感動しちゃいました。
素晴らしい裏話を読んだので
ますます最終話が 楽しみになってきました。


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この記事へのコメント

しお
2012年03月18日 07:21
さすが。松潤!!
高いハードルに食らいついて、飛び越えてくる…カッコイイ~o(≧∀≦)o
息子の学校の女子高生にも、ラキセと主題歌大人気なんだって!嬉しいよね(*^o^*)
みずみず
2012年03月18日 14:54
うん、頑張ってたってことが伝わるよね。
ラッキーセブンはほんと主題歌もいいし
高校生 踊ってるらしいです。
月曜日はみんなでテレビの前に座りましょう。